すばらしくてNICE CHOICE

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RIP SLYME『LIP'S RHYME』

1995年10月21日リリースされたファーストアルバム。

ウィキペディアを調べてみたら、
"グループ名の由来は、初期メンバーであるRYO-Z、ILMARI、PESの頭文字を取り、
それに当時流行していた玩具「スライム(SLIME)」の綴りを変えた"SLYME"を組み合わせた"
とのこと。へー。しらなんだ。

1994年8月にそのRYO-Z、ILMARI、PESと今はいないDJ SHOJI、DJ Shigeで結成される。
で、このファイルレコードから初音源がだされるわけだが、これがもうひどい。
今の音がいいから余計に思うのだけど、
ラップは下手だし、フロウもお経のようになってるし、
トラックも弾けてないし、いいところがないように思えるけれど、
唯一いいところは、ラップの内容だと思う。

カンニングが見つかったとか、痴漢に間違われたとか、ホント些細な日常をラップしている。
このラップの日常性というのを意識してやっているラッパーは今いるのかな。
スチャダラパーぐらいか。
ほとんどの日本人がゲットーなんて知らないし、マザーファッカーなんて言ってないのに、
ハーコー村の住人だけ、誰も聞きやしない雄叫びを上げている。
売上枚数が如実に示しているように、そんなのは誰も求めていないのだ。
ファンタジーよりも現実をラップするべきだと思う。
そして、それは聴いていても楽しい。

でも、ま、この作品のリップスライムは、内容は確かに面白けれど、
ラップとして、芸術としては、まったく駄目だけど。
ただ日常を歌えばいいってもんでもないだろう。
それをゲイジュツに落とし込まなければ。


1.R・I・P Slyme
  lyric:ILLMARI、PES、RYO-G
  music:PES
2.FENCE
  lyric:ILLMARI、PES、RYO-G
  music:PES
3.about
  lyric:PES、RYO-G、ILLMARI
  music:Mummy-D
4.Nai
  lyric:PES、RYO-G、ILLMARI
  music:PES
5.Rewind
  lyric:RYO-G、ILLMARI、PES
  music:YOGGY
produced by EAST END
Co-Produced by RIP Slyme
M3だけ produced by Mummy-D
2007.01.25 Thursday 00:00 | 音楽 | comments(3) | trackbacks(0)
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2017.09.06 Wednesday 00:00 | - | - | -
コメント
大衆が求めてる求めてないじゃなくて自分が何をしたいかだと思うけどな・・・
売れるような売り出し方は誰だって出来るけどしないだけ。
某ダブが言ってたけど言いたいこというのがHIPHOP、っていうか音楽なんだし。

まあゲットーだドラッグがどうのってのは自分から見ても
日常からかけ離れてることだけど、他人もそうだとは限らない。
ファンタジーに見えるかもしれないけど当人は大まじめなのかもしれない。
日常に生きてる人には嘘に見えるけど
その世界に住んでる人にとっては紛れもない現実なんじゃないか。

世の中に小説とかみたいなフィクションがあふれてしまったことで
少し突飛ってだけなのに、真実を真実と受け止められ無くなってると思う。

カンニングが見つかったとか、痴漢に間違われたとかいう内容だって
実際には起こっていないことなのかもしれない。
確かに共感できそうな日常性は備えてるかもしれないけど、真実とは限らない。
共感されるために作り出された日常的な内容の虚構って可能性もある。

実際曲の内容の真偽なんて分からない。それは仕方がないこと。
でも「これは日常的だから真実」とか「これはあり得ないから嘘」だとか
簡単に決めつけない方がいい。

てか皮肉だらけの文章だね・・・。
ありきたりの定義に沿った現実だらけの音楽だけを聴いて楽しいかな・・?
まあ人それぞれだけど。
共感とか、そういう意識を持つことで
自分が集団の中で孤立していないことを確認したいんでしょうかね。
知らないことを知る方がよっぽど有益だと思う。
かひう | 2007.02.04 Sun 00:27
かひう様

毎回するどい考察をありがとうございます。
理路整然と書こうと努力すれども、
慣れないことはするもんではないと気付かされる毎日です。

> 大衆が求めてる求めてないじゃなくて自分が何をしたいかだと思うけどな・・・
> 売れるような売り出し方は誰だって出来るけどしないだけ。
> 某ダブが言ってたけど言いたいこというのがHIPHOP、っていうか音楽なんだし。

まさにその通りだと思います。
自分がやりたい表現をアーティストはするべきです。
大衆が求めているから、それに合わせるのは、みんなが好きな言葉で"セルアウト"ですよね。

ただ、日本語ラップのアルバムが売れないと嘆く言説をどこかで読んだときに、
それは違うのではと思ったことが、ご指摘の部分を書くきっかけでした。
売れているラップアルバムもありますから。
Dragon Ashもリップ・スライムも、キック・ザ・カン・クルーもそうですね。

フードをかぶったお兄さんたちはやりたいことをやっているわけで、
それはそれでいいのではないでしょうか。

> ありきたりの定義に沿った現実だらけの音楽だけを聴いて楽しいかな・・?
> まあ人それぞれだけど。
> 共感とか、そういう意識を持つことで
> 自分が集団の中で孤立していないことを確認したいんでしょうかね。
> 知らないことを知る方がよっぽど有益だと思う。

かひうさんは私が答える全てをすでに書かれているので、
何も付け加えることはないのですが、
知らないことを知る努力や自らの無知を自覚することは本当に大事と思います。
gogonyanta | 2007.02.06 Tue 03:24
まずこのアルバムはクオリティ低すぎます。それは確かです。その点に関して管理人さんが言い過ぎだとかは思いません。

リップはインディーズん時の音源聴くと、よく今みたいなスタイルと地位を築けたなぁと不思議に思います(笑)

次にコメントしてる人達についてですが、もしラッパーの歌う日常性に虚構が混じる可能性を指摘するなら、ゲットーだのドラッグだのってゆうのはより真実味が薄い話なんですが。(いいとこの育ちの癖に妄想入りまくりでストリート育ちでワルやってみたいなことゆってる奴多いし。ex.zeebra)

まぁドラッグはかなり蔓延してますアングラのヒップホップシーンでは。
でも日本で真の意味のゲットーなんて本当に数限られた場所にしかない。
それにいくらあんたらにとってリアルだろうが、ドラッグ礼賛するのはいくら表現の自由だと言おうが、御法度でしょう。

もし自分達が少数派って分かった上で、かつ本音を言うことをラップする際の第一義とし、誇りを持ってやってるなら、リップやキックをセルアウトとかゆうこと自体が矛盾しているし、半端なくダサいんだとゆうことに早く気づくべき。

今のアングラヒップホップシーンは、本気の信念もった熱い少数派の集まりというよりは、せまーい世界の中でちまちまやって閉鎖性満載なコミュニティになっていると言える。

良い悪いはあるにしろ、メジャーに出ていった人達は、いい加減そういった世界に嫌気が差し、ヒップホップが元々持つはずの、多くの人達にアピールできる可能性を広げたかったゆえの決断をしたのだと思う。

あと「売れようと思えば誰でもできる」みたいなことコメントしてるアホがいますが、んなわけないやろww。

もしそうならポップマーケットえらいことになってるわw

ヒップホップだけでしょ売れることをここまで良しとしないジャンルは。

そうゆう精神性は本当頭悪いなと思う。
あとこのブログは書き逃げしてる奴が多すぎませんか?

少なくとも互いに落としどころ見つけられるまでは、ふっかけた方は責任持つべきだと思います。

最後に、リップのリリックも良いと思ってるわけではないです。

恐らく根は明るいわけでないと言われる彼らにとっても、大多数の人々にとっても、意味不明な言葉遊びのパーティ万歳な多くの楽曲はリアルなものではないでしょう。
しゅん | 2010.08.29 Sun 13:35
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