すばらしくてNICE CHOICE

暇な時に、
本・音楽・漫画・映画の
勝手な感想を書いていきます。
08 / 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
<< スティーヴン・キング『ウィラ』 | main | 射逆裕二『殺してしまえば判らない』 >>
恒川光太郎『雷の季節の終わりに』

読了。
☆☆/5点中

**************************
現世から隠れて存在する町・穏(おん)で暮らす少年。
彼には姉がいたが、ある年の「雷の季節」に行方不明になってしまう。
そして彼は「風わいわい」という物の怪に取り憑かれる。
ある秘密を知ってしまった賢也は、穏を追われ、現世に向かう。
一方現世では、少女が穏に向かっていた。
**************************

第12回日本ホラー小説大賞受賞者の受賞第1作。

現世とは次元の異なるところにある「穏」という町の描写が前半に続き、
そこから追われる少年と、一方義母の虐待にあい、結果的に「穏」に向うことになった、
現世の少女とが、交錯するあたりが非常に素晴らしかった。

それまでは、突っ込みどころ満載の物語だなとか思いつつ読んでいたけれど、
そのあたりの重層な構造は良かった。

けれど、最後の急速にまとめようとする展開は少し急ぎすぎた感があるかな。

安易なイメージが多いのも残念だけど、よくできたダークファンタジーだとは思う。
2007.02.15 Thursday 00:00 | | comments(0) | trackbacks(0)
スポンサーサイト
2020.08.05 Wednesday 00:00 | - | - | -
コメント
コメントする











この記事のトラックバックURL
トラックバック機能は終了しました。
トラックバック
Profile
Search This Site
Category
New Entries
Comment


Archives

今日も愚痴り中