オーガニック&エコロジーをメインテーマにした、アースガーデンに行ってきた。
もちろんエコにもスローライフにも興味なく、SUIKAのフリーライブ目当てだ。
初SUIKA。非常に楽しみ。
14時4分、メンバーが出てきて、サウンドチェックを始める。
バックは、Takatsukiのウッドベース、タケウチカズタケのエレピアンに、
高橋結子のパーカッション。
MCはATOMとtoto。
少しトラブルがあったようでスタートは遅れるが、
14時19分ゆる〜く「jetset 360」で始まる。
機材トラブルで少し長めのMCを挟みつつ、
枯葉が舞い落ちる中、午後の柔らかい日差しを浴び、
ゆったりとライブは進んだ。
"まずは代々木のアースガーデンに集まりましょ"で始まる「すいか」。
途中でtotoのセクシーショットを挟みつつ、気持ちのいいヴァイブスを放っている。
「マッシュルーム マスマティックス」で顕著だったけれど、
タカツキのフロウが入ると、一気にバンドが締まる。
これは驚いた。
アトムのフロウは、個性的だし決して悪くはない。
けれど、自らテンションを上げていくタイプではないようで、
タカツキの喝が入ると、一気に演奏がプロっぽくなった。
それと、CDでは普通に聴けるけれど、
ライブになるとポエトリーリーディングがどうなるのか予想できなかった。
でも、良かった。
優しいフロウで、声も通るし、とてもいい。
「ルナ」でアトムがつまずいた。
リリックが途中で飛んでしまったのだ。
パーカッションがかまわずフックになだれ込むが、
そこでもまた飛んでしまい、タカツキが一度演奏を止めて頭から始めた。
totoが優しくそっとサポートして、どうにか最後までやり終える。
聴いているこっちもホッとした。
面白い体験でした。
しかし、「ルナ」もそうだし、3曲目にやった「WORLD CALL」もそうだけど、
もっといい曲があるように思う。
「うさぎのチャイ屋」や環境に優しい「自転車にのって」とか。
ラスト2曲は「watermelon man」と「attack my life, voyage my life」。
「watermelon man」ではタケウチカズタケの声を変えるのが見られて面白かった。
あれは、ああいう楽器?、装置があるんだ。
15時12分終了。
いいバンドだなとしみじみと思った。
青山でやるライブにも行きたい。
もっといい条件でやったらどうなるのか見てみたいし。
聴いていてどうも1音足らない気がしてきたのだ。
タケウチの音がもっと大きく出たら、曲にも勢いが出て、良くなるのかな。
少しまとまりがない感じがした。
1.jetset 360
2.すいか
3.WORLD CALL
4.マッシュルーム マスマティックス
5.Flying Books 〜宙飛古書店
6.ルナ
7.watermelon man
8.attack my life, voyage my life
帰り際に路上でやってたバンド。
「いまっぴぃず」
大所帯なせいか分からないけれど、
ボーカルの音が小さく、
よくは聞き取れなかった。
でも時々聴こえてくる、メインのボーカルが
なかなかソウルフルでよかった。