すばらしくてNICE CHOICE

暇な時に、
本・音楽・漫画・映画の
勝手な感想を書いていきます。
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2021.02.10 Wednesday | - | - | -
韻シスト『FONKY & LOVE』

2006年10月25日リリースのセカンドアルバム。

ギターのOkehが脱退、TAKUの加入があり、
また自主レーベルを立ち上げてそこからリリースしたようだ。
っていうことは、インディーズに逆戻りしたってことなのかな。

メロウな曲が多くなった。
元氣のあるファンキーな曲が少なくなったのが残念。
9曲目「Peace」、10曲目「チャバカ(Drhyme)」でようやく盛り上がるけれど、
ギターのカッティングが弱い。
「BANDSTARAP」、「本ky団〜Don't miss it〜」あたりも曲はいいけど、
ギターのキレが悪い。
逆に、「Walkin'」でのギターの音色は好きだったりするけれど。

「unspoken heart」は、ディアンジェロのようなベースが聴けるけれど、
聴いていて楽しさがない。

決して悪くはないアルバムだし、肩の力が抜けたというか、覇気がないというか、
大人になったのかなといおうか。
メロウも悪くないし、結構好きだけど、ファンキーなのも欲しかった。

「nocturn」で客演している、GEBOの高速ラップがいい。
何を言っているのか、聞き取れるのが素晴らしい。
2006.10.31 Tuesday 00:00 | 音楽 | comments(0) | trackbacks(0)
ジャッカス・ザ・ムービー 日本特別版 / Jackass: The Movie

100点/100点満点中

初めて満点を付けた気がする。
MTVの人気リアリティ番組の映画版で、2002年の作品。

いや、これは面白いよ。
だいぶ前にケーブルか何かで、時々見ていたけれど、
まとめて90分弱もの長さで、立て続けにお馬鹿で、下品で、
どうしようもないチャレンジを見るのは、いい。
ストレスが溜まっているときに見たせいかもしれないけれど、疲れが吹っ飛んだ。

面白い。

気に入ったのは、
・ゴルフカートでの暴走(死にかかってるのには大笑い)
・ネズミ取り(あれだけ並ぶと壮観だ)
・老人に扮しての電動車いすでの町中暴走(やってみたい)
・ショールームの便器に実際にひねる(デュシャンもびっくり)
・棒高跳び(猫の死体が浮く川を探してくるのが偉い)
・渋谷での極悪パンダ(スキップしているパンダを押して、露天につっこむのが痛快)
・鼻ワサビ(単純だけど、単純だからこそ面白い)
・サーフィン(これはできそう)
・オフロードでのタトゥー彫り(ヘンリー・ロリンズがここでも出演。最近は俳優なのか)
・ゴルフでスウィングをする直前にエアーフォン(愉快、愉快)
・直腸にミニカー(心配する医者がいいし、自分の実際に見た体験も素晴らしい)
・スティーヴォーのバカな背中のタトゥー(いや、その姿勢がかっこいいとすら思う)

中学生的発想で、爆笑と失笑の連続。
エンディングに、無駄なワイヤーアクションをしているのも笑えた。
こんなの見た日には、日本の芸人がやるレベルの過酷なことでは、もう笑えなくなる。
2006.10.31 Tuesday 00:00 | 映画 | comments(0) | trackbacks(0)
ヴァシィ章絵「第八の天使(アークエンジェル)」

読了。
☆☆/3点中

「小説現代」11月号掲載。

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ひとりのOLと慰安旅行に来ていた商店街の面々が繰り広げるバリ島での珍道中。
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第1回小説現代長篇新人賞を受賞した『ワーホリ任侠伝』もそうだったが、
文章のドライブ感はすごい。
グイグイと力技でページをめくらせる。
細部の疑問や何かすべてうっちゃって、読ませる力がある。
面白い。
2006.10.30 Monday 00:00 | | comments(0) | trackbacks(0)
アオグラ

80点/100点満点中

2006年公開映画。

都内では、新宿のみの単館ロードショー。
しかも21時20分からのレイトショーのみ。
封切りの翌日に行くが、日曜日だからか客は10人弱。
興行的に大丈夫なのか?

***********************************
1968年3月、青森県十和田市、高校を卒業し就職を翌日に控えた主人公の24時間。
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原作は、川上健一の自伝的小説『四月になれば彼女は』。

原作とほぼ同じだが、中盤以降からすこしずつ変わっていく。
原作にはなかった、4人でたき火にあたり夜を越すシーンは良かった。
あれこそ、青春映画でしょう。
「何がしたいんだ、オレ」っていうセリフはいい。
サニーデイ・サービスの「青春狂走曲」を思い出した。

ラストは原作の淡さがなくなっていたのが残念。

俳優もド下手な人はいないし(ベトナム行きがきまった米軍人は下手だったな)、
なかなかいい映画だ。

きつい方言で何を言っているのか分からなくなることが多々ある。
特に"熊夫"。
けれど、それでいいのだと思う。
例えば『Dr.コトー診療所』なんて、島の住人が標準語で話していて、
強い違和感があったりする。
観客に遠慮しない姿勢もいい。
2006.10.29 Sunday 23:59 | 映画 | comments(0) | trackbacks(0)
佐藤多佳子『一瞬の風になれ』第三部−ドン−

読了。
☆☆☆/5点中

ついに完結。
2巻で感じたレースシーンの描写の物足りなさが解決された。
意図されていたんだろう。
ここぞというレースのみ描いていくやり方で、
同じようなシーンの繰り返しにならないようにしたのだと思う。
よっぽどの筆力がないと、飽きられるだろうし。

谷口と主人公・新二の淡い恋もいい。
谷口のレース後の絡みは、かなりきました。

ずっと気になっていた、登場人物の若者言葉。
終盤直前の千葉のホテルに入って、新二がベッドに寝っ転がる場面で、
主人公と同化できるような気分になってから、ようやく気にならなくなった。

終わり方もいいし、シリーズ全体を通して、なかなか面白かった。
1巻を半分にして、上下巻でもいいと思うけど。
2006.10.29 Sunday 23:58 | | comments(0) | trackbacks(0)
韻シスト『Globalスピーカー』

2005年9月21日リリースのファーストアルバム。

駄目な曲はないけれど、フルサイズのアルバムはきついなと思った作品だった。
これまでミニアルバムを何作も出してきて、優れた曲も多かったのに、とても残念。

良かったのは「少年B(album ver.)」「PARTY GOOD」「燃えよFUN-KU 〜怒りの鉄拳〜」
「レッツ☆ダンス」「Localスピーカー(Global mix)」ぐらい。
このうち、「PARTY GOOD」「燃えよFUN-KU 〜怒りの鉄拳〜」のみが、
初めて収録された曲で、あとは、ミニアルバムやシングルなどで既出の曲だ。
しかも「燃えよFUN-KU 〜怒りの鉄拳〜」はインストだし。
「PARTY GOOD」だってとびっきりいいわけではなく、
韻シストらしいファンキーな曲だ、というぐらい。

アルバム通しては、盛り上がるけれどじっくり聴くとちょっと散漫な印象がある。
2006.10.29 Sunday 02:39 | 音楽 | comments(0) | trackbacks(0)
鳥山明『Dr.スランプ 完全版』第1巻

2006年10月発売。

これから毎月1冊ずつ、全15冊出るらしい。
アマゾンのコメントでは
「背景に描かれている円谷プロ関係のキャラクター(ウルトラマンやウルトラセブン)が
(ネコトラマンとネコトラセブンと名を変えて)全部描き直されているようです。
特に2巻の「ドンベ物語」ではアラレさんがウルトラマンの着ぐるみに着替えますが
身体の模様を全部白抜きにすると言うかなり大胆な修正がなされています。」
とあるが、そんなに細かいところは気にせず楽しめる。

久し振りに読むが、やっぱり面白い。
ガッチャンって古代から来たキャラクターだったんだね。
すっかり忘れていた。
どれも個性の強いキャラクターで、絵もうまいし、
やっぱり『ドラゴンボール』よりもアラレちゃんだ。
2006.10.28 Saturday 23:53 | 漫画 | comments(0) | trackbacks(0)
SUIKA@代々木公園

オーガニック&エコロジーをメインテーマにした、アースガーデンに行ってきた。
もちろんエコにもスローライフにも興味なく、SUIKAのフリーライブ目当てだ。
初SUIKA。非常に楽しみ。

14時4分、メンバーが出てきて、サウンドチェックを始める。
バックは、Takatsukiのウッドベース、タケウチカズタケのエレピアンに、
高橋結子のパーカッション。
MCはATOMとtoto。
少しトラブルがあったようでスタートは遅れるが、
14時19分ゆる〜く「jetset 360」で始まる。

機材トラブルで少し長めのMCを挟みつつ、
枯葉が舞い落ちる中、午後の柔らかい日差しを浴び、
ゆったりとライブは進んだ。

"まずは代々木のアースガーデンに集まりましょ"で始まる「すいか」。
途中でtotoのセクシーショットを挟みつつ、気持ちのいいヴァイブスを放っている。

「マッシュルーム マスマティックス」で顕著だったけれど、
タカツキのフロウが入ると、一気にバンドが締まる。
これは驚いた。
アトムのフロウは、個性的だし決して悪くはない。
けれど、自らテンションを上げていくタイプではないようで、
タカツキの喝が入ると、一気に演奏がプロっぽくなった。

それと、CDでは普通に聴けるけれど、
ライブになるとポエトリーリーディングがどうなるのか予想できなかった。
でも、良かった。
優しいフロウで、声も通るし、とてもいい。

「ルナ」でアトムがつまずいた。
リリックが途中で飛んでしまったのだ。
パーカッションがかまわずフックになだれ込むが、
そこでもまた飛んでしまい、タカツキが一度演奏を止めて頭から始めた。
totoが優しくそっとサポートして、どうにか最後までやり終える。
聴いているこっちもホッとした。
面白い体験でした。

しかし、「ルナ」もそうだし、3曲目にやった「WORLD CALL」もそうだけど、
もっといい曲があるように思う。
「うさぎのチャイ屋」や環境に優しい「自転車にのって」とか。

ラスト2曲は「watermelon man」と「attack my life, voyage my life」。
「watermelon man」ではタケウチカズタケの声を変えるのが見られて面白かった。
あれは、ああいう楽器?、装置があるんだ。

15時12分終了。

いいバンドだなとしみじみと思った。
青山でやるライブにも行きたい。
もっといい条件でやったらどうなるのか見てみたいし。
聴いていてどうも1音足らない気がしてきたのだ。
タケウチの音がもっと大きく出たら、曲にも勢いが出て、良くなるのかな。
少しまとまりがない感じがした。


1.jetset 360
2.すいか
3.WORLD CALL
4.マッシュルーム マスマティックス
5.Flying Books 〜宙飛古書店
6.ルナ
7.watermelon man
8.attack my life, voyage my life



帰り際に路上でやってたバンド。
「いまっぴぃず」
大所帯なせいか分からないけれど、
ボーカルの音が小さく、
よくは聞き取れなかった。
でも時々聴こえてくる、メインのボーカルが
なかなかソウルフルでよかった。

2006.10.28 Saturday 23:52 | 音楽 | comments(0) | trackbacks(0)
誉田龍一「送り提灯」

誉田龍一「送り提灯」読了。
☆☆/3点中

「小説推理」11月号掲載。

第28回小説推理新人賞を受賞した「消えずの行灯」の続編。
潤之助と千代、釜次郎、次郎吉、今井が再び活躍する「本所七不思議」もの。
今度は提灯だ。
これで7つ全てをやったらなかなかのものだと思う。
頑張れ。

トリックは少し突飛なものだし、まあそんなものかなって感じだけど、
前作に感じた情景描写の少なさが解消されていて、良くなっていると思う。

ただやっぱりオチはやり過ぎだなと思ってしまう。
今度は土方歳三かよ。
2006.10.27 Friday 00:00 | | comments(0) | trackbacks(1)
遠藤浩輝『EDEN』第15巻

2006年10月発売。

皆殺しの富野を狙っているのかなぁ、著者は。
あの子も殺すかぁ。
しかも、ララァとアムロの再現をしちゃうし。
「コズミック・ソウル」ってなんだよ。
パーラメントなのか? ファンカデリックなのか?

うまく終わらせて欲しいけれど。
2006.10.27 Friday 00:00 | 漫画 | comments(0) | trackbacks(0)
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