先月からブログでまとめるようにした国産ヒップホップの無料配信ミックステープ早見表の2月分。情報をネット上から集めてくださる
JPRAP.COMと、
2Dcolvics、
@KSK1988さんに感謝!
てっとり早く良作3枚聴きたいという人は上の作品がお勧め。左端は向こうの今の流れに沿う音とラップ。真ん中はCherry Brownのトラックメイカー名義でのリミックス集。彼の底力が分かる。右側は多分新人なのかな、よく分からないけれど、とにかく芯のある魅力的なラップをする。ジャケットクリックでDLサイトに飛べます。
【○】BUN『カヤベ』
2012.02.01 / 全14曲54分 / 320kbps /
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B.I.G. JOEや環ROYにトラックを提供し、OLIVE OIL主宰レーベルからもフルアルバムをリリースしている東京のビートメイカーによるインスト集。どんなジャンルといわれても分からないのだけど、この人の音を聴くといつも思い浮かぶイメージは様々な表情を見せる都会の夜のサウンドトラックというもので、今回は序盤にクラシック音楽や賛美歌が加わり、荘厳度がやや高い。この質のものを無料で配布するとは本当に太っ腹。取り逃す手はない。
【○】4TUNE『2ND』
2012.02.02 / 全12曲40分 / 320kbps /
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愛媛の4人のトラックメイカーasamiya(LHW?所属)、eNcbeats、SHINJI、ハイパーのんMCの曲をまとめた作品集第2弾。1年前の前作では洋楽ヒット曲のリミックスも収録されていたが今回はオリジナル作だけで勝負。それとインストだけではなく客演にDisryやKAI、MMTY、Pistraといった同郷のラッパーが参加している。やはりasamiyaの音が首ひとつ抜きん出ている。
【○】Y.G.S.P×SIMI LAB『Y.G.S.P Page 1: ANATOMY OF INSANE REMIXES』
2012.02.04 / 全13曲41分 / 192kbps /
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ICE DYNASTYのセカンド『C.O.L.D.』を丸々リミックス(
直リン)したSchumaとYossieによるプロデューサーチームが今度は相模原の注目クルーSIMI LABのファーストアルバムを全面改築。すでにオリジナルを聴き、彼らの魅力を知っている人であれば、さらに楽しめる仕上がりになっているが、反対に本作で初めてシミラボを聴くとなるとその良さが正確に伝わるかどうかはかなり疑問といった具合にずいぶんと遊んでいる作品。一番楽しめたのはM3。
【○】パブリック娘。『パブリック娘。セット vol.1』
2012.02.04 / 全9曲42分 / 192,256,320kbps /
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今春卒業の大学生3人組ヒップホップグループ。2010年のシングル『SummerChance』と昨年の3曲入り『初恋とはなんぞや』を中心にリミックスやインスト、アカペラまでも封入した便利セット。ラップが下手と切り捨てることもできるけれど、そうした価値観だけではこぼれ落ちてしまい、非常にもったいないことになる青春時代の妄想やバカ騒ぎ、寝汗や手汗といった今この時にしか生み出すのが難しい感覚を言葉にしている。ラップの技術よりも大事な、ラップをしたい、人前に立ちたい、目立ちたい、もてたいというあまりに素直な行動原理の上に立っていて清々しくもある。最新シングルはこちら→
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【○】N.O.R.I. a.k.a Takachang『Pastel Black』
2012.02.04 / 全17曲53分 / 128kbps /
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昨年9月にミックステープを発表し、本作の数日後にもクルー名義のテープを配信し、ネット上で活発に動いている印象のあるラッパー。ラップ自体はうまくないが、ねばりつく声質に特徴があり、しかも口の中でこねくり回すものだから生理的に受け付けられないが、ただ時々M11のようなハッとさせられるフロウ(トレースしてるだけだとしても)があって、徹底的に気持ち悪くなるのもキャラかもしれない。トラックはリミックスと自作が半々。ミックスが粗い。
【○】Yuuyu Aensland『Reeemix EP』
2012.02.06 / 全14曲51分 / 320kbps /
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ラッパーCherry Brownがトラックメイカー時のユーユ・アーンスランド名義で昨年からユーチューブにアップしてきたリミックスをまとめたもの。彼のラップも音も好きで、これまでもフリーDL曲やミックステープを楽しんできたけれど、もしかしたら自分の中で侮っていたかもしれないと思わされる目の覚めるようなクオリティの高いリミックスが並ぶ。RUMI、TOKONA-Xに始まり、Pimp CやWaka Flocka Flameと来て、そのままAKB48の板野友美のソロ、きゃりーぱみゅぱみゅ、有象無象のアイドルグループ曲へと連なっていく。そんな多種多様なアーティストたちが集められているにも関わらず、違和感なく聴けてしまう。同じ音の質感で統一するという安易なものではなく、飽きさせない趣向を凝らした音作りがなされているわけで、素晴らしいとしかいいようがない。
【△】JinY『AIR JinY pt.2』
2012.02.09 / 全13曲21分 / 256kbps /
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神戸のヒップホップデュオKs.da SquadのJinYによる昨年5月の『AIR JinY』に続く第2弾ミックステープ。"すわっぎーラッパーの2軍"と前回書いたのだけど、その印象は変わらず。自分のものにできない憧れのフロウに翻弄されている。
【○】ayge×N坊『N/A』
2012.02.09 / 全6曲16分 / 256, 320kbps /
HP
ネットを活動の拠点にしているソロラッパーとトラックメイカーによるコラボ作。"明日になれば忘れられるようなラップはしたくない"と冒頭で宣言されるが、残念なことにそれほど心に残る強い個性の持ち主ではない。が、耳馴染の良いラップであることは確か。日常のよしなしごとをフロウに乗せ、違和感なくラップすることはできているわけで、そこに"表現"が生まれれば面白い。どちらかといえば、N坊のスムースなループが耳を惹く。
【△】NOIZE『NEXT』
2012.02.11 / 全13曲40分 / 256,320kbps /
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ニコニコ動画を主戦場にしている北海道在住の20歳のラッパー。絶招もいるPrefab Sound Pro.所属。昨年夏前にはLHW?に抜擢され、フリーDLミックステープ『GOLDEN DEMO』に3曲収録される。勢いのあるラップや人の彼氏を嘲笑するテーマの面白さなどいわゆるニコ動ラッパーとはひと味違う才能を感じさせ、かなり気になったが、今回こうして音源をまとめて聴くとRAU DEFの二番煎じさが全面に出てしまい鼻白む。若さを考えればこれから独自性を獲得していくアーティストだろうし、今のありがちなテーマのラップにも広がりが生まれるに違いない。期待したい。
【×】狩音とchappo『バルス!!』
2012.02.12 / 全9曲25分 / 320kbps /
ニコニコ動画
ファイルの文字化けはともかくiTunesに入れても曲名が同じように文字化けのままで、曲順も表示されずアルファベット順となる。これは内容を判断する以前の問題で、人に聴かせる代物ではない。無料とはいえ大切な作品だと思うなら徹底的にこだわるべきだ。
【○】HIGH5『#MAJI超!』
2012.02.14 / 全11曲49分 / 320kbps /
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山口県岩国市を拠点に活動する4MC1DJのグループ。年末にリリースされたセカンドアルバムからのリミックスやオリジナル曲を収録した、今のヒップホップの最新の音、でいいのかな。スワッグなラップってリリックに内容がないし、ケツの事しか歌ってないじゃんという批判があるとするならばごもっともと思うし、返す言葉もないが、この手のラップはそこを楽しむのではなく、ビートの選択やそこへの言葉の乗せ方を楽しみ、それぞれがリラックスして気持ち良くなればいいのだと思う。宇多田ヒカルをサンプリングした「Local Distance (Iwaaklyn Remix)」は今の気分/状況を巧みに掬い上げている。
2月22日に2曲増量されたデラックスエディションとして『#MAJI CHO! (World CHO! Edition)』が発表されている。今落とすならばお勧めはこちら→
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【○】ERA『3 Words His World』
2012.02.14 / 全12曲39分 / 320kbps /
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評価がうなぎ上りのERAのファーストアルバム『
3 WORDS MY WORLD』。その作品にも関わっていたDJ HighschoolやBushmindを中心に全曲リミックスしたのが本作。MASS-HOLEによるリミックス集も発売されているので、これで3パターンの音で彼のラップを聴いたわけだけど、より都会的な装いをまとった本作が一番いいかもしれない。
【○】だてる〜にゃん presents The LASTTRAK『No HAIFU.EP St.Valentine Edition』
2012.02.15 / 全13曲54分 / 320kbps /
SoundCloud
ラッパーMINTとのコラボでも知られる、アニメ主題歌をダンスミュージックに仕立て上げてしまう兄弟ユニットの既発曲をまとめたもの。1日限定配信のため現在は終了しているが、彼らのサウンドクラウドで視聴できる。昨年新宿歌舞伎町のど真ん中で行われたフェスで観客を盛り上げているのを見ているので、分かってはいたつもりだけど、こうしてまとめて聴くとアニメの主題歌だろうがなんだろうが、乗せられてしまう。語りの入る曲の最後でOSUMIがラップし出すM1には吹いた。テーマとも合っているし、面白い。環ROYに提供するはずだったというM7は完成形をぜひとも聴きたいものだけど。
【○】DJ souchou『rkst E.P.』
2012.02.15 / 全6曲24分 / 320kbps /
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"らき☆すたにハマってて投稿動画サイトに上げてた時期の作品集"。そのアニメを見ていないので、半分も楽しめていないのだろうが、あの有名曲とこのアニメ声がミックスされてるとか、メテオの不思議なコラボとか、レゲエの神様との奇跡の邂逅とか、珍品かもしれないが、門外漢にもそれなりに楽しめる楽曲が揃っている。
【○】Lil'諭吉『FewScoops』
2012.02.15 / 全10曲32分 / 320kbps /
blog
こっちはCherry BrownのLil'諭吉名義によるサンプリング物のビート集。宇多田ヒカルの「SAKURAドロップス」に始まり(わずか1時間で組み上げた曲)、ミンちゃんも
ラップを乗せていたPerfume使いの「Disscoh」、AraabMuzikに触発されて作ったというM8や多分Clams Casinoの影響下にあるM2など聴きどころたくさん。先のユーユ名義のに比べると統一感はないが、そこを狙って作られた作品ではないだろうし、まとめて聴けるのが嬉しい。
【○】Beats Zan『Beats Zan Remixies Vol.2』
2012.02.17 / 全7曲23分 / 256kbps /
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昨年10月のVol.1に続く第2弾。Dilated PeoplesのEvidenceに始まり、The GameやLil Wayne、T.I.、Nellyといった少し前の洋楽ヒップホップのリミックス集。オリジナルを親しんでいる人には思うところが出てくるかもしれないが、そうではない身には楽しめた。音としては指ぱっちんアレンジのM4が楽しい。T-Painは新譜もさすがの出来だったけど、メロディメイカーとしての才は本当にすごいと改めて思った。
【○】NARAPAGOS productions『TRIAL BREAKS』
2012.02.17 / 全16曲43分 / 320kbps /
Tumblr
奈良のレーベルNARAPAGOSが発表した"グライムビート集"。主宰のふたり(ラッパー兼トラックメイカーのRITZZZとRYUHEYXXX)と、同じ奈良のBANZAI PLATE主宰のT2Rに、ILL DE CABEZAの4人が各4曲ずつ持ち寄ったインスト集。序盤のリツの音は優しく、グライムと聞いて連想する音ではないのだけど、リュウヘイトリプルエックスによる7曲目辺りからアドレナリンを刺激し、猛々しい気分になれる音が飛び出し始める。M5にbeyondとdekishi、それにリツの3人がラップを乗せたのがこれ→
SoundCloud。
【△】N.R.B『日本語ラップバカ』
2012.02.17 / 全14曲49分 / 128,192,256,320kbps /
blog
N.R.Bはクルー名でいいのかな。上でも紹介しているN.O.R.I. a.k.a Takachangを中心にしているようだけど、ネットでの繋がりなのか、地域性なのかは不明。10人ほどが参加しているが、まあ良くてギリギリ及第点のレベルが数人いて、それ以外はクルー作品だし、ヴァースも短いし、参加して場数をとりあえず踏んでみようというぐらいの実力。時間に余裕がある人向け。
【○】クラモトイッセイ『Something Warm On The Street』
2012.02.18 / 全12曲16分 / VBR(m4a) /
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2分にも満たないビートを集めたインスト集。打ち込まれた音が淡々と鳴らされ、生ドラムや鍵盤も入るも、熱を帯びることなく不思議と低温のまま不思議な冷ややかさだけを抱えて進行していく。普段から電子音楽を好む人には楽しめるのかもしれないが、グルーヴや踊れる音を期待する向きには戸惑うかもしれない。
【○】Artbakely『Vol.1』
2012.02.19 / 全11曲40分 / 320kbps /
bandcamp
昨年1年間で少しずつ制作し、サウンドクラウドで発表してきた既発リミックス曲に、新作数曲を加えてまとめたミックステープ。RHYMESTERやMIDICRONICAといった有名グループからネット上で活躍する若手、HAIIRO DE ROSSIやFIND MARKETといった注目の実力派、あるいはSUIKAや不可思議/wonderboyなどジャンル的には端っこにいる人たちまでをジャズ色に染め上げている。ボーナストラックまであり、かなりおすすめ。
【○】AYUKAT..ダ 宇宙脳 & シュウヤ・ドウガン『どらまちっくカガヤキぶるーす』
2012.02.19 / 全9曲24分 / 256kbps /
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ラッパーのAYUKAT..ダ 宇宙脳と、トラックメイカーのシュウヤ・ドウガンによるユニット。サンプリングではなく直弾き主体の、やや調子外れなトラックの上で、語彙もあり、人とは違うことをしっかり意識し心掛けようとしているラップが乗る。MC名を見るまでもなく独自性はあるが、聴いた人が楽しめるところまで降りてきてくれるとありがたい。
【○】Chocue『Fellow The Impressive』
2012.02.20 / 全7曲30分 / 320kbps /
bandcamp
ラッパーChocueの詳細は不明だが、TOSHI a.k.a 美濃の蝮が参加していることからも岐阜かあるいは東海の人なのだろう。スケートボーダーらしく、滑走している音が挿入されてもいて、その纏う空気感はスタイルこそ違うものの、S.L.A.C.K.のそれに似ていないこともない。ブルーズを宿らせた音も面白いし、実直でしっかり自分の足で立っている感のあるラップも悪くない。何周しても飽きない良さがある。
【○】MASA the RAD BONEZ『NIGHT CRAWLER』
2012.02.21 / 全7曲19分 / 320kbps /
Twitter
宇都宮のラッパー。Beastie Boysを連想させる高音に最近のスワッグらしいさを取り入れつつ、ロック調のトラックの上で快活に暴れまわる。目新しい音ではないけれど、最近では新鮮でなかなか面白い。
【△】OYSTAR『OYstrumental Biz vol.3』
2012.02.22 / 全21曲51分 / 192kbps /
HP
SDJ、SIMI LABと来て注目が集まる土地・神奈川県相模原のラッパー兼トラックメイカーのビート集第3弾。1曲だけ収録されている彼のラップを聴くに、まだラップの方が本業らしさがあり、トラックメイクの腕はラッパーの余技としての習作レベルにしか感じられない。本シリーズの最後にいつも収録されているリミックスは今回はサ上とロ吉の「ちゅうぶらりん feat. 後藤まりこ」。
【○】SNEEEZE『Feel So Good』
2012.02.22 / 全20曲27分 / 320kbps /
datpiff
新レーベルrev3.11から第1弾として配信限定アルバム『DEVICE』が3月5日にリリースされるスニーズがまたまたミックステープをアップ。これで3ヶ月連続だ。曲自体はほぼ1ヴァースで1分前後と短く、リミックス主体のお手軽なもので、テーマも自画自賛か女性といつものラップだが、それでも飽きさせずに聴かせるフロウや語彙がある。かなり調子が良さそうで、アルバムも楽しみ。願わくば、フリーだといいのに売り物になるとダメだよねというところまでは向こうのマネをして欲しくないが・・・。
【○】OMSB'Eats『地獄』
2012.02.25 / 全10曲23分 / 320kbps /
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SIMI LABのラッパー兼トラックメイカーのOMSB'Eatsが、"ゴミビーツを集めたビートテープをアップしました。どうせ誰にも使われないと思うので、供養します"との言葉と共にアップしたビート集。そんなに卑下するほどではないが、彼が時々かっ飛ばしてくれるホームラン級のトラックは確かにここにはない。シャキッとしないボトムを特徴とする最近の音が詰め込まれている。M7「幽体離脱」が良かった。ラップが乗ったら印象が変わるのかもしれない。
【○】Prefab Sound Pro.『Prefabric』
2012.02.26 / 全8曲26分 / 192,320kbps /
ニコニコ動画
上でも取り上げたNOIZEや絶招が所属するクルー名義でのテープ。詳しいことは知らないが、参加しているラッパーは6人。ニコニコ動画というとらっぷびとがしていたような歯切れの良いフロウのイメージがあるが、彼らは"普通"の日本語ラップでニコ動の印象を改めるスタイルではある。ただ、6人いながらもキャラ立ちが弱く、誰が誰なのかすぐには分からないのが難点。M2のフックでの歌メロや最初穴に思えたSIMON似のKidが意外に魅力を放っていて、聴き込むほどに面白くなる。
【△】スティ『クレーター』
2012.02.28 / 全7曲19分 / VBR /
HP
"せかちゃんくるー"というネット上のヒップホップクルーの一員とのこと。2ちゃんねるのDTM板にあるスレッド"みんなでラップミュージックをつくろう"に集うひとりという認識でいいのかな。上でも紹介したaygeもその仲間らしい。本作のジャケットが素晴らしいのは彼のラップや音を集約させた絵になっているから。ひたすら自画自賛するがこれでは井の中の蛙。ミキシングも酷い。
【○】WARUSHI『Lost Black (Instrumental Album)』
2012.01.19 / 全12曲38分 / 192kbps /
blog,
直リン
大阪は堺市の弱冠20歳のラッパー兼トラックメイカーによるビート集。素材の味を生かした音作りであり、耳馴染は良い。が、もうひと味、あるいはふた味不足気味。ビートも強いのが欲しいところ。M4とM12が楽しめた。ラップしている方がかっこいい→「帰り道(DEMO)」(
YouTube)
【△】CHESTNUT『Party Box E.P』
201.12.27 / 全9曲27分 / 256kbps /
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23歳のソロラッパー。ニコニコ動画を中心に活動しているのかな。詳しい経歴は知らないが、ともかくポップなラップを聴かせる。下手と切り捨てられるほどではないラップと単調な歌メロのあるフック。どーぷなヒップホップを指向する向きには失笑が漏れるだろうが、今の日本で売れるヒップホップとは本作の曲調に専業作家が親しみやすいフックを付け、ブラッシュアップさせたものと考えれば、彼の歩いている道はあながち間違いではない。
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<まとめ>
2010年〜2011年1月〜8月分
Tegetther
2012年1月分
blog
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